エブリイがゆく・・・軽自動車での車中泊練習
2021年6月12日(土)のことです。
道の駅中山盆地へとやって来ました。
先日群馬の地方紙上毛新聞に、今年の田んぼアートの絵柄が決まり、田植えが行われたとの記事を拝見したもので。
昨年は「アマビエ」でしたが、今年は「鳳凰」だそうですよ。
どれどれ・・・??
夕暮れの道の駅中山盆地。
キャンピングカーの姿もチラホラと見受けられます。
そろそろ梅雨入りも目前かと思われるのですが、この週末もどうにか天気は崩れずに、日中は暑かったですけど、夕方からは過ごし易い気温となってきました。
実は今回の車中泊ですが、JB-470ではなく、普段通勤と買い物で活躍してくれているスズキエブリイなんです(汗)
キャンピングカー歴10年です!と言ってみたところで、軽ワゴンでの車中泊はやっとこれで3回目・・・(*´ω`*)
あたりを伺って見れば、ちょっと見慣れぬ注意書きがあって一瞬焦るものの、記された内容は車中泊禁止ではなく、屋根付き駐車スペースについての注意事項でした(^-^;
もう何年も前に入手したきり、使う機会も少なかった安物のサンシェード。
ペラペラ過ぎて断熱効果は期待できないですが、それでも一応役には立っているようです。
このマグネットカーテンは買って良かったです。
マグネット式だから脱着も容易で、こうしてドア枠の部分にペタッとくっつけて使う事もできます。
頭隠して足もと隠さずですが・・・。
高山村はまん延防止等重点措置の対象ではないですが、やはり以前の賑わいに比べれば人出は少ない方かと思います。
首都圏始め地元以外の利用客が人出のカギを握っているかと思うのですが、この状況ながらそこそこ利用があるのは、やっぱり人気がある温泉併設の道の駅ですね。
本日も気持ちの良い温泉を堪能いたしました。
子供連れの姿が多いのは、やはり大型遊具のある高山ふれあいパークが隣接しているからでしょう。
県立ぐんま天文台も近いし、子供と遊ぶのには良い環境が揃ってますね。
しかし食堂は時短営業中・・・。
まん延防止等重点措置が解除になった後も、群馬県は6月20日まで県独自の警戒レベル4を継続していくとの事です。
さて、温泉にも浸かって満足し、エブリイに戻っておひとり宴会となった訳ですが、時計の表示はもう少しで午後9時になるところです。
いったい何を手間取っていたかと言うと、車中宴会をするための車内整理に思った以上に時間を費やしてしまたんですね・・・( ;∀;)
予定時間を大幅に過ぎながら、どうにか本日の宴会へとこぎつけました。
途中、調達してきたスーパーのお惣菜関係です。
先ずはかつおのたたきと鶏から揚げ。
そして珍しく「あゆの塩焼き」なんか買ってしまいました。
おそらく良く目にする和歌山県産の養殖魚でしょうけど、群馬県内でも一部鮎の友釣りが解禁となったのもあって、ちょっと旬を味わいたくなってしまったんですね。
電子レンジを持って来たので、えだまめはいつも通りの冷凍もの。
本当は朝採れの茹でたてが美味しいのでしょうが、贅沢ばかり言っていられません。
ポータブル電源は本当に頼もしいグッズですね。
ど・ノーマルな軽ワゴン車でも、車中泊に行ってちょっとした家電品でも使ってみるかと言う気になります。
それではポータブル電子レンジにも登場頂き、先ずは半自然解凍したえだまめをレンジで温めます。
温泉で温まった身体を冷ますのに、飲み始めは新ジャンルと言われる第三のビールです。
本心は余計な混ざりもののない本物のビールと行きたいところなんですが・・・。
今回は洗い物を極力減らすつもりで、使い捨ての紙コップで晩酌です。
調理設備を持たない軽ワゴン車ですから、野菜なんかも当然カットされたものが選択肢の最優先となります。
鮎の塩焼きも、観光地で串に刺さって炭火で焼かれたものが定番ですが、今回スーパーのお惣菜コーナーで初めて買ってみた鮎の塩焼きも、レンジでチンしてホクホク食べてみたら意外と美味しかったです。
本当は簗で鮎尽くしなんて食べてみたいもんですが・・・。
車中泊では瓶に比べ、この紙パックが扱いに便利なんですが、当然有名どころの日本酒は提供がないですね。
鮎は頭からかぶり付いて、腸の苦みがまた大人の味で日本酒にピッタリです。
天然ものの鮎だったらもっと美味しいのに・・・結婚前に鮎の友釣りを3年ほどやっていた時期がありましたが、当時釣った稚魚放流ものの県産鮎のお味を何となく思い出しました。
かつおのたたきで、EPAやらDHAやらも車中泊でもちゃんと摂取です。
キャンピングカーとは違う空間に不慣れな点は否めないですが、回数をこなせば直に慣れていくのでしょうか。
いちばんにはその狭さから来る制約の部分ですが、やはり重要なのが必要最低限なモノだけ持って行く・・・。
あれこれ楽しみたい気持ちがあるものの、モノに埋もれてしまうと寝る場所にも困ってしまう羽目に。
ご夫婦で上手に軽バン・ワゴンや軽キャンピングカーを使いこなしている方はすごいなと思ってしまいますね。
宴会も終盤に最後の鶏から揚げをレンジでチンしたあたりから、その後の記憶が曖昧です・・・。
温度上昇を懸念して、なるべくガスコンロを使わないようにしましたが、夜も更けると同時に車内温度も徐々に下がって行き、夜中には寝袋を持ち出してくるまって寝たようです。
辺りは静かで途中目が覚めることもなく、何だかんだ言って熟睡しちゃったようです(*'ω'*)
たまには気分転換も兼ねて軽自動車での車中泊も面白いものですね。
やむを得ず諸事情から、キャンピングカーを手放す事があっても、軽自動車でも良いから車中泊の楽しみは続けて行きたいと考えています。
本日もご覧頂き有難うございます