3回目のエブリイワゴン車中泊で得たもの
2021年6月13日(日)のことです。
普段使いのエブリイワゴンで車中泊したのは今回で3回目でした。
先ずは外に出て、思いっきり背伸びしたい衝動に(*´Д`)
今回マットの寝心地は悪くなかったものの、寝返りも考えて、もう少し就寝スペースを広めに取る必要がありました。
足下の空間も狭かったようで、寝ぼけながらバックドアを足の裏で何度か押しやろうとしてたみたい・・・(笑)
キャンピングカーから車中泊の楽しみを知った自分からすれば、エブリイでの車中泊には、まだまだ知識や工夫が足りないようです。
JB-470だとダイネットの窓から見える景色を重視してますが、バックドアがあるエブリイでは、景色の良い方に車両後部を向けて駐車するのがベストでした。
だから周囲の皆さんは後ろ向き駐車。
バックドアを開けて、田植えが終わった風景を見ながら、朝のコーヒーでも飲みたかった・・・。
早い時間から出発の準備を整え、車中泊の車が次々に旅立って行きます。
人気の車中泊スポットでは、様々な車中泊スタイルが見られて面白いし、勉強になりますね。
雑誌や書籍、ネットでの情報のほか、こうした実践現場での様子が何よりも現実味があって良いです。
車内照明は今回LEDランタンを3つ使い、2つはグリップに吊り下げて、1つはテーブル上に置いてみましたが、何となく暗かったですね。
やはりダイソーで買った電球型LEDをぶら下げるのが自分的にはベストのようです。
外からの視線を気にしながらも、スライドドア全開は気持ちが良いですね。
散らかった車内を見られて恥ずかしい思いをしないようにと思いました。
それでもスライドドアから見える車内が整理整頓がなされた車は、視線を背けるよりもじっくり観察してしまいますけど(*^^*)
今回感じたのは、スライドドアを開放していても、ある程度外部からの視線を遮れるような工夫が出来たら良いなというもの。
スライドドア全開の軽キャンで、奥様らしき人が腹ばいで寝そべる姿を見た時には、瞬時に視線を外しましたよ(*ノωノ)
見るつもりがないのに視線に入ってしまう場合もあるので、お互い車中泊をするもの同士、一定の距離間を保って干渉し過ぎない事も必要でしょうね。
反面「そんなの気にしてたら車中泊なんかやってられるか!」というご意見も、ごもっともだと思ったりもします(*´▽`*)
まだまだコロナ禍で外食も気軽にとは行かない中、車中での食事の採りかたも一工夫しなくてはと思いました。
キャンピングカーでは自炊にそれほど躊躇はしなかったけれども、軽ワゴンのエブリイだとそれなりに気をつかう点は否めないです。
この日の朝は、お湯を沸かしてインスタントコーヒーを飲んだだけ。
少しずつ車内温度が上がるのを感じて、準備してきた朝食の食材は、手を付けずに持ち帰り・・・。
社外にテーブルを出して・・・っと言う行動を取ってしまう理由が良くわかります。
許可された場所での車中泊なら、天候や季節にもよりますが、積極的に社外での調理を楽しみたいと思います。
何だかんだとまだ不慣れなエブリイ車中泊でしたが、 こうして早朝の道の駅を散歩していると、やっぱり車中泊の自由さは良いなと思わずにいられませんね。
一泊二日程度の車中泊ならば、ゴミは基本持ち帰りとなりますが、長期に渡る車中泊旅だと、道の駅中山盆地のようにゴミ分別回収をしているところは有難いです。
だからと言って甘えすぎても申し訳ないので、節度ある利用をさせて貰えればと思いました。
訳わからんものまで捨ててはダメですよね・・・。
直売所の開店時間にはまだ早い中、近隣の農家の方たちが新鮮野菜の搬入に訪れ賑やかです。
搬入にこられた農家さんは主に年配の方でしたが、皆さん元気そうです。
地元に道の駅と直売所があり、そこで暮らす高齢の方たちも自ら作った農作物等で僅かでも現金収入が得られ、そしてそれが生甲斐にもなれば、何とも理想的だと思います。
自分も年老いてもまだ体の自由が利けば、そんな生活にも憧れますね。
いつもなら翌日も開店直後の温泉に入ってから帰るのですが、この日は直売所がオープンする前に帰途につきました。
車中泊のメインに使っているキャンピングカーではなく、普段使いのエブリイでの3回目車中泊を無事に終えたのと同時に、色々とまた新しい気づきもあった車中泊でもありました。
キャンピングカーを手に入れてから、大した事はしてないまでも、自分なりにやれ快適化だとか、ポチっとしましたとか・・・つい必要以上にモノへと依存してしまうようなところばかり目が行ってしまいがちな時期もありました。
それも楽しみや醍醐味ではあると理解しつつ、先々を考えると今よりもシンプルな姿を求めている自分が居たりするんですね。
こうして、ど・ノーマルな軽ワゴン車(笑)でも、車中泊が楽しめることを改めて感じることが出来て良かったです。
小学校の低学年と思しき男の子とご両親。
窓の目隠しも簡易的なもので、車中泊慣れしているような感じはなかったですが、家族水入らずの姿が何とも楽しそうでした。
何か捕まえたであろう虫かごの中を、じっと見つめている男の子の姿を見て、楽しい思い出が出来て良かったねと、心の中で声をかけたのでした。
今回の車中泊では、キャンピングカーや軽ワゴンの域に囚われず、これからも車中泊を楽しんで行きたいと強く思えた事が何よりの収穫でした(*'ω'*)
本日もご覧頂き有難うございます