老朽キャンピングカーが行く、2022年GW秋田と山形の旅
3年振りに行動制限がないGW。
ワタクシも旅に出る事に決めた。
4/30(土)~5/5(金)の5泊6日。
駆るのはもちろん中古で入手した1997年製キャピングカー、バンテックJB-470。
今年の4月でコイツとの付き合いも11年を迎えた・・・。
3月には乗り換えを企てたものの、甲斐性も無い事から呆気なく未遂に終わった・・・。
そんな事を経て、劣化した外装などもこれと言って修復して上げる事もせずに迎えた今年のGW・・・。
しかしそんな酷い仕打ちにも、健気にワタクシを目的の地へと導いてくれるJB-470。
お前は何と良いヤツなんだ・・・。
終日雨降る中を黙々と北へ向かって日本海沿いを走ってくれた。
温泉が併設された道の駅では、温浴で疲労回復に向かう身体を、更に休息させて寛がせてくれた・・・
道中では無料開放されたタワーに連れて来てくれ、秋田県の壮観な眺めを堪能させてくれた。
こんな看板を写真に納めながら、老体にムチ打って走るJB-470に感謝の言葉を呟いた。
港に停泊する船をバックに、JB-470お前も俺にとって大切な船なのかも知れないと思った・・・(ホントか?)
こんな巨大な風車を何本も眺めながら、ここまでやって来たんだ。
そして向かうは男鹿半島を眺め、更にテンションを上げる俺を優しくなだめるようにJB-470はゆっくり走ろうよと促す。
先ほどの休憩からまだそんなに走ってもないのに、やたら寛がせてくれるもんだから、ついまたダイネットでまったりしてしまう・・・。
しかし観光らしい事もひとつやふたつしなきゃとの思いで、どうにか辿り着いたなまはげ館でユネスコ無形文化遺産にもなった事の学びを得る。
こんなのが一同でやって来たら、子供らはさぞトラウマになる事だろう・・・。
入道崎へと連れて来てくれたJB-470。
時間があればここで夕陽が沈む瞬間を待って、お前と一緒に写真など撮りたいところだね・・・。
灯台にも登って資料展示なども見たいところだけど、男鹿観光プレミアムパスポートを買いそびれたので、次回はもっと時間に余裕を持って訪れるからそれまで待ってておくれ。
道の駅おおがたから向かったのは県道298号。
道の両側には約3,700本の桜と菜の花が11キロメートルに渡って咲き誇る場所。
今年の満開予想は4/22頃との事だったけど、せめて雰囲気だけでもと訪れてみた5月2日の夕方。
菜の花だけでも楽しませてくれてありがとう。
桜が咲き誇る時期に再び訪れ、菜の花とのコラボを堪能したい。
帰路山形県に入り、最上川の流れを見ながら温泉に浸かりたく、4年振りに訪れた碁点温泉。
湯上りの火照りを冷ますべく、立ち寄った竜神の吊り橋駐車場。
公園で遊ぶ家族連れや農作業に精を出す人の姿、周囲の山並みを眺めてはふと平和な日常に感謝の気持ちが湧いてくる。
その後は3年振りに訪れたりんごの湯にも入湯・・・熱すぎて湯あたり寸前・・・。
道の駅白鷹ヤナ公園で元気に泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、強めに吹き付ける川風に涼むものの、日差しは初夏を思わせるものだった。
優雅に泳ぐ鯉のぼりを見つめながら、少しだけ子供の頃の気持ちに浸れた瞬間。
行動制限がないとは言え、コロナウィルス感染防止には注意を払わなければならない中を、こうして無事に旅を終える事が出来たのも愛車JB-470のお陰だと勝手に感謝。
久し振りの東北キャピングカー旅だったから、余計に感慨深くなったのもあるけど、出来れば少しでも長くJB-470と過ごしたいと思えた2022年のGWだった。
本日もご覧頂きありがとうございます