信州鯉のあらいと車中泊料理向きな鮭のホイル焼き・・・
2021年7月3日(土)、キャンピングカー停泊地の長野県佐久市にて、お楽しみの晩酌タイム。
先ずは俺製ぬか漬けの準備から・・・。
キャンピングカーでぬか漬けなんて、面倒くさい事極まりないのはごもっともですが、私の中で腸内細菌どもが乳酸菌を要求してくるんです・・・。
リタイア後に長期に渡る車中泊旅ができるようになった際には、私の持ち物リストにぬか床は外せないアイテムです(笑)
そして今回、佐久へ来た目的のひとつが鯉を食するということ。
ツルヤさんには期待を裏切らず、ちゃんと売場に置いてありました(数少なかったけど・・・)
真空パックのうま煮もありましたが、この日はさっぱりとした鯉のあらいと致しました。
発泡トレーのままでは味気ないので、お皿に盛りつけてみました。
淡いピンク色の身が、地味で時代遅れなJB-470のテーブル天板に鮮やかです。
子供の頃は生まれ育った群馬でも、食卓に鯉が出る事が時々あったと記憶してます。
主に鯉こく料理でした。
中学生の頃は自分が川で釣りあげた野鯉をさばいて貰い、友人たちと食べたりしたこともありましたっけ・・・ちゃんと泥抜きしてなかったから、とても泥臭かったです(*^^*)
近年では自宅近所のスーパーでも見かける事はほとんどなく、晩酌している親父の横で、肴の鯉のあらいを数切れつまませて貰ったのが懐かしい記憶です。
地酒は2種類。
武重本家酒造「御園竹」
橘倉酒造「樽酒」
佐久は気候・水・米の三拍子が揃っている土地で、小さいエリアに13もの酒蔵があるそうです。
鯉のあらいは人肌の湯に通したあと、冷水に浸けられてプリっと締まった身が歯ごたえ良く、泥臭さは全く感じませんね。
今回はからし酢味噌で頂きましたが、わさび醤油でも良さそうですよ。
鯉は栄養が豊富で、女性の妊娠中や出産後にも良いと言われ、糖尿病などにも血糖値を下げる効能があるとか。
健康長寿のまちである理由のひとつに、鯉を食する習慣があればこそなんでしょうか。
ファイト一発とか言わなくても、鯉のあらいでタウリン摂取もバッチリです(*´▽`*)
惣菜コーナーでカゴに入れてしまったメンチカツ。
訪れた土地ではつい買い過ぎてしまう傾向がありますね。
まぁお安いから良しとしましょうか・・・。
電子レンジが使えると、お惣菜コーナーの揚げ物なんかも食べたくなってしまいます。
次の料理へ移る箸休めにしてはちょっとボリュームが・・・。
お刺身と総菜レンチンではキャンピングカークッキングにならないので、〆に鮭のホイル焼きを作ってみました。
アルミホイルにバターを敷き、スライスした玉ねぎに生鮭をのせて・・・玉ねぎの分量多すぎた・・・。
しめじを乗せたら料理酒とみりん、醤油を振りかけて・・・ちゃんと計量スプーンで分量を量りますよ。
アルミホイルの口をとじて、フライパンに入れて蓋をして約10分ほど蒸し焼きに。
アルミホイルで包むから、フライパンも汚れずに済むので、アルミホイルを使ったレシピは車中泊料理向きでしょうか。
フライパンで蒸し焼きにしている間は、また美味しんぼを見ながら料理と食文化のお勉強です(*´з`)
時間が来たらダイソーのステーキプレートに移して、アルミホイルの口を開ければどうにか完成しておりました。
玉ねぎの量が少し多くて水分が出たせいか、味付けがちょっと薄くなってしまいましたが和風の味が日本酒にも良く合います。
日没後に雨も降りだして、僅かにダイネットが蒸すものの、窓を開けてルーフのファンを回せばヒンヤリとした風が入って来ます。
この時期の自宅に比べたら、やっぱり佐久は涼しく感じますね。
ぴんころ地蔵にお参りの後、佐久で栄養豊富な鯉を食し、体調が良くなったように感じたのは気のせいでしょうか(笑)
個人的には何といっても、車中泊には精神安定効果があるのは間違いないと思います(^^♪
本日もご覧頂き有難うございます