目覚めれば外は雪景色、そして道の駅で働く人の姿に感謝する
2020年12月20日(日)の出来事です。
夜明け前のまだ暗いうちに目が覚めて、窓からそっと外を見れば、辺りは薄っすらと雪が積もっていました。
子供の頃、寒い夜眠りに就き、翌朝 カーテンを開けて窓の外を見ると雪が積もっていてワクワクしたあの感情が、こんなオジサンになっても微かに残っているなんて笑っちゃいますね(*´▽`*)
でも北部山沿いはこの日も大雪で大変なことになっており、何とも言葉になりません・・・。
この冬、私にとって初めての積もった雪。
ここ何年かは冬になって最初の雪を、キャンピングカーで見に行くのが慣例となってしまいました。
まだ朝の7時を過ぎて間もなくでした。
道の駅関係者の方が、4輪駆動車を改造した除雪車で除雪作業を始めました。
作業者の方から除雪した場所へ移動するよう依頼がありました。
私よりもひと廻り年上に見えるその方は、呑気な車中泊者の私に向かい、笑顔で丁重にお願いされるもんだから、何だか申し訳なく思え、お手数かけてすみませんでした。
周囲の道路も積雪し、道の駅に勤務する方の車がつけた轍の跡が。
道路のカーブ先にある東屋付近が従業員駐車場となっている様です。
従業員駐車場から傘をさし、徒歩で従業員の方がひとり、ふたりと出勤して来ます。
女性従業員の方が写真を撮っている私に向かって「おはようございます」と挨拶してくれました。
私も「おはようございます」と返しながら、心の中で「雪の中、お仕事ご苦労様です」と呟きました。
せっかく除雪された駐車場も、再び降り始めた雪ですぐに白く覆われてしまい、その雪の上を、女性従業員の方がつけた足跡が建物へと続いています。
少しすると何やら軽やかなエンジン音が響いてきました。
視線をその方角に向けると、白い雪煙が舞い上がってます。
目を凝らしてよく見れば、ブロワーで歩道に積もった雪を吹き飛ばし、除雪作業をされているようです。
除雪されていなければ、踏み固められた雪のせいで転倒する危険性もありますから、何とも親切で気の利いた対応に感心してしまいました。
道の駅オープン時間に向け、降雪の中で黙々とお客様を迎える準備を進める従業員の方達。
利用させて頂く側としては、おもてなしの観点から、大変有難い場面を目にしました。
天候の方は一瞬雲の隙間から晴れ間が出たり、また雪雲が雪を降らせて、時折吹きすさぶ強風により雪煙が舞い上がったり、刻々と変化していますがキャンピングカーの中は平和でつい気が緩みがち。
朝食を摂った後、車窓からその様子を眺めながら、高山温泉ふれあいプラザがオープンする時間を待ちます。
そろそろ日帰り温泉のオープン時間が近づいてきました。
日が差したお蔭で駐車場の雪も融け始めホッと一安心。
貸コテージの方を見渡せば、雪に覆われて何とも良い雰囲気です。
今年2回目の訪問となる高山温泉ふれあいプラザ。
過去何度か訪れているものの、雪景色の中で入湯するのは初めてで、雪見の露天風呂が楽しみですね(*'▽')
建物正面には何やら建設中。
案内板を見ると、(仮)高山観光交流館新築工事とありました。
館内の壁にも完成予想図が掲示してありました。
道の駅中山盆地も周囲に公園が出来たり、足湯が新設されたりと、バージョンアップを繰り返し、この交流館がオープンすると、更に賑わいが増すんでしょうね。
高山温泉ふれあいの湯玄関ホールに置かれた柚子。
ご自由にひとり一個お持ちくださいとの貼り紙を見て、翌日は冬至でゆず湯に浸かり温まりましょうとの気遣いに、また気分がほっこりしました(^^)
雪化粧した子持山と小野子山を眺めながら、露天風呂をゆったりと堪能できました。
天候は雪が舞ったり、雲の切れ間から青空が見えたりと不安定ではありましたが、正午近くには道路の雪も融け、帰りの運転もほっと一安心です。
近場での、一泊二日の車中泊でしたが、思いがけず雪景色も見られてリフレッシュする事ができました。
新型コロナウィルス感染対策だけでなく、雪まで積もって大変な中を道の駅で働く人たちの姿を見て、利用させて頂く立場からは感謝せずにいられません。
おかげさまで、自分自身も仕事頑張らなきゃという気持ちにもなりましたね(^^♪
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