孤独な50代オッサンが幸せ気分になれる車中泊旅は夢気分・・・2022年GWの旅総括
変化のない日常、ささくれて乾燥した心に、ほんの少しの潤いとささやかな幸せをもたらせてくれる車中泊旅
2022年の5月もいよいよ終わり、6月がスタートする・・・。
何とも早いものだけど、今年5月はGW5泊6日のキャンピングカー車中泊旅のおかげで、一ヶ月の間はその余韻で幸せ気分、夢気分で過ごす事ができた。
車中泊に興味もない他人から見れば、他愛もなくつまらない旅かも知れないけれど、当の本人にしてみれば、一生の思い出の一ページとして綴られる大切な旅の記録。
車中泊旅を愛好する多くの人たちが、行動制限解除となったこの連休中に、かけがえのない大切な時間をきっと過ごした事だろう。
個人的に今回のGW旅での、想い出のシーンのひとつは、朝から雨に降られ続けた5/1(日)のこと。
時折り激しく降り注ぐ雨に、これと言って観光することもなく、黙々と北に向かい走り続けた一日。
旅に出て2日目にもなると、仕事や家庭、これから先の事などを考える事も減り、徐々に精神が無の状態に近づいて行くのを感じる。
これがお独りさまドライビングハイ。
禅の無の境地と似たものなんて言ったらお叱りを受けるだろうか。
そして運転の疲れを感じ始めた夕方。
いつしか雨は上がり、雲の切れ間から灰色の日本海目がけ、煌めく夕陽が降り注ぎ始めた。
このところ思い通りに行かず、ささくれ立った己の心に、まるで絆創膏のように傷口を優しく包んでくれるような光景に思えた。
当たり前の事だけど、激しく降り続く雨も、きっといつしか止むんだと。
夕闇が周囲を漆黒の闇に包み、星のひとつも見えない夜だって、やがて眩しい朝が来るんだと。
キャンピングカーのハンドルを握りしめながら、俺はまだこれから先も頑張れるよと呟く・・・。
行先を決めるのも自分、ハンドルを握って舵を取るのも自分。
大雑把な予定だけ立てたら、とりあえず必要な物だけ持って出掛けてみよう。
途中何か足りないのに気付いたって、困った状況に追い込まれたって、いざとなれば自分の真価が試される時。
そんなトラブル、今まで生きて培った経験で乗り越えてやろう。
便利な世の中になって、距離は離れていても、SNS等で簡単に繋がれてしまう。
普段はろくにメッセージのやり取りもしない夫婦なのに、ひとり旅に出ると、朝起きればおはようの挨拶から始まり、やれ奇麗な景色だとか、めずらしいお土産が売ってたとか写真を添えて年甲斐もなくはしゃいでいる自分。
それでもやはり停泊地の夜ともなれば、酒がもたらす心地よいほろ酔いの中に、ふとしたきっかけで孤独が舞い降りて来て、己との一対一の時間がやって来る時もある。
許されるなら、このまま旅を続けたいと思う気持ちとは逆に、やがて家が恋しく思え、家族の顔が浮かび、退屈な日常が何となく他に代えようのない大切なものに思えるようになる。
孤独な50代のオッサンは、日常に疲れたなんて事を言い訳に、ふとひとり旅に出て、離れた場所からその日常を想い、またそれが恋しくなって家路を急ぐ・・・。
これから先も当面はそんな繰り返しだけど、間違いなくその旅はきっと、幸せ気分夢気分に浸らせてくれることだろう。
車中泊旅、よろしければ貴方もいかがですか(^-^;
2022年GWのキャンピングカー旅総括
期間:4月30日(土)~5月5日(木) 5泊6日
総走行距離:1,275km
給油(軽油):145.91リットル
平均燃費:8.74km/L
総費用:32,506円
(内訳)
食費:4,147円・・・自宅から持ち込んだ食材分は含まず、何とも自炊は安っ(*´Д`)
軽油:18,077円
温泉:2,730円
お土産:6,674円
観光および雑費:878円
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